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コンビニで戸籍謄本が取れるって本当?

コンビニ交付サービスとは、マイナンバーカード(またはスマホ用電子証明書)を使い、全国の セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ などのマルチコピー機で、公的証明書(住民票・印鑑証明・戸籍謄本など)を取得できる仕組みです。

利用の前に知っておきたいポイント

  • 利用には マイナンバーカード と暗証番号(利用者証明用電子証明書のもの)が必要です 。
  • 取得できる日時や証明書の種類 は自治体によって異なります。その例として、千代田区では戸籍謄本の発行は平日の9〜19時・土曜9〜17時などに制限されています。
  • 住民票と違い、窓口より100円安く取得できる自治体もありますが、免除対象の方でもコンビニでは免除されないケースがあるため注意が必要です。
目次

各コンビニごとの取得イメージとポイント

セブンイレブン

  • 利用率抜群で、マルチコピー機の設置店舗が多く、操作メニューも「行政サービス」がわかりやすい仕様です。
  • セブン独自の「コンビニ交付ガイド動画」もあり、初心者にも優しい設計。
  • 住民票や戸籍の取得時間も柔軟で、夜間23時まで対応の自治体もあります。

ファミリーマート

  • 操作は基本的に他店と同様で、「行政サービス」→「証明書交付」を選ぶ流れ。
  • 店舗数も多く、自宅付近にある確率が高いのも魅力。
  • 地方公共団体情報システム機構によれば、対応証明書・時間帯に大きな差はありません。

ローソン

  • マルチコピー機自体に「行政サービス」ボタンが明記され、非常に直感的 。
  • 平日・休日ともに夜23時までの対応が多く、学業や共働きで忙しい方にも便利です。

ミニストップ

  • セブン・ローソン・ファミマと同様に「行政サービス」メニューから操作。
  • 小規模店舗が多いですが、全国で対応しており、穴場として活用できることもあります。

具体的な取得方法(操作手順の流れ)

以下は、マイナンバーカードで「戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」や「戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)」を取得する基本操作です。セブンイレブンを例にしていますが、他店でもほぼ同様です。

  1. マルチコピー機で「行政サービス」を選択
  2. 「証明書交付」をタップ
  3. マイナンバーカードをカードリーダーにセット
  4. 暗証番号(数字4桁)を入力
  5. メニューから「戸籍(全部/個人)」を選択
  6. 本籍地や筆頭者の氏名など必要情報を入力
  7. 手数料を投入(自治体により200円/350円など)
  8. 印刷ボタンを押せば、数十秒でA4紙に出力

注意ポイント

  • 暗証番号は3回連続で間違えるとロックがかかり、市区町村窓口での解除が必要。
  • 本籍地と住民票の市区町村が違う場合、事前に「利用登録申請」が必要で、申請から約1週間かかることがあります。
  • 申請には、キオスク端末(現地)または自宅PC・ICカードリーダーからの手続きがあります。

コンビニ交付って、スマホのアプリをインストールするようなもの

コンビニ交付は、平日に役所へ行けない人のための「証明書アプリみたいなもの」。
でも、アプリを使う前には「アカウント登録(=利用登録申請)」が必要だったり、
重要なファイル(=戸籍謄本)を取り扱うから「暗証番号(=ログインパスワード)」も必要です。

一度全部設定(利用登録+マイナンバー+暗証番号入力)すれば、
あとは24時間コンビニでサクッと記録(証明書)が手に入る、
「スマホでポチッと書類取得」みたいな感覚で気軽に使えちゃうんです。

読者の悩みに寄り添って

「窓口に行けない」「子どもがいて外出しづらい」そんな悩み、よくわかります。
夜の帰宅後や休日、ふと「戸籍謄本が必要!」と気づいたときも、
マイナンバーカードがあれば、最寄りのコンビニでスピーディに対応できます。
ちょっとした時間の空きに、手続きが進められるのは本当に助かると思います。

戸籍謄本取得に必要なポイント3つ

  • マイナンバーカードと暗証番号の準備
     カードに「利用者証明用電子証明書」が搭載されていることを確認し、暗証番号を忘れず設定。間違えるとロックのリスクも。
  • 本籍地が住民登録地と異なる場合の利用登録申請
     利用登録申請は店頭またはオンラインで可能。自治体によって申請タイミングや審査期間(約1週)が異なるので、余裕を持って。
  • 証明書の取得可能時間・手数料のチェック
     自治体別に、戸籍交付できる時間帯(平日or土曜のみ・夜間対応可等)が違います。手数料は通常200~350円ですので、事前に自治体HPを確認してください。

自治体別の最新情報(2025年6月)

  • 文京区:2024年10月1日より開始。住民以外の本籍地登録者は事前申請が必要。
  • 千代田区:証明書取得時間が戸籍のみ平日9〜19時、土曜9〜17時など自治体独自制限あり 。
  • 葛飾区:本籍・住民とも同区内で、2024年9月18日から戸籍交付スタート。手数料は350円 。
  • 川越市:2024年3月18日より戸籍・附票交付開始。年末年始やメンテナンス時には停止。
  • 川口市:戸籍謄本は市に住民登録+本籍地がある人が対象。手数料450円で注意点あり。

安心して使うために

  1. まずは自治体の「利用できる証明書一覧」と「取得可能時間帯」を公式サイトでチェック!
  2. 本籍地が異なる場合は、「利用登録申請」を早めに。そして審査後に登録完了を確認。
  3. コンビニに行く前に暗証番号をきちんと確認。3回間違えるとロック → 窓口対応が必要に。
  4. いざ取得時は、コンビニ店員の手前でマイナンバー操作しなくてもOK。自分だけで取れるからプライバシーも安心。
  5. 結果A4普通紙出力なので、保管や提出時は折り曲げ注意。偽造防止技術入りなので、ちゃんと目立たせて保管を!
  • 「コンビニで戸籍謄本」は、マイナンバーカード利用+自治体登録ナシでは使えない範囲もありますが、一度登録すればかなり便利。
  • セブン・ファミマ・ローソン・ミニストップすべて共通操作で、手順もサクッと。
  • 平日夜間や休日、急ぎの場面に大活躍。子育て中や仕事帰りの方にもぴったりです。

ぜひこの記事を参考に、いざというときの「窓口代替ルート」として、コンビニ交付サービスを有効活用してください。
疑問や不安があれば、自治体窓口や総務省コールセンターなどで気軽に相談して安心を深めるのもオススメです。

2025年5月現在の公的機関・複数自治体の公式発表に基づいてまとめています。自治体によって対応が異なる場合があるため、最終確認は各自治体の窓口へお願いします。また、法的・手続きに関する内容ですので、必要に応じて専門家の監修をご検討ください。

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