コンビニでゆうパックを利用したい方へ、まずはどのコンビニでゆうパックが出せるのか?を抑えておきましょう。
目次
対応コンビニチェーン
- ローソン(ローソンストア100含む)
- ミニストップ
- セイコーマート(北海道、関東の一部)
※セブンイレブンやファミリーマートでは、2025年時点では原則ゆうパック発送不可との情報もあるため、伝票が置いてあるか事前店舗確認をおすすめします 。
一方、ヤマト運輸の宅急便なら、セブンやファミマでも利用できます。ただし今回のテーマは「ゆうパック」ですので、ゆうパックはローソン・ミニストップ・セイコーマートに限られます。
店舗別のゆうパック利用方法
ローソン(&ローソン100)
- 発送できるゆうパック:
3辺合計170cm/25kg以内。スキー・ゴルフ・空港ゆうパックもOK。一部、チルド・重量ゆうパックなどは不可 。 - 伝票入手&記入:
青ラベル(元払い)と赤ラベル(着払い)あり。店内設置/店員に声かけで取得できます。記入項目:差出人・受取人住所・氏名・電話番号、内容品、希望配達日時など。 - 梱包資材:
コンビニ店内に梱包スペースや資材は基本なし。荷物は自宅で梱包し、段ボールや緩衝材も事前に用意が必要 。 - 持ち込み割引:
郵便局同様、持ち込みで120円引き 。 - 支払方法:
現金・クレジットカード・電子マネー・QUOカードなど多様に対応 。 - 受取指定:
はこぽすや他のローソン店舗受取に指定可能 。 - 割引併用例:
同一宛先割引60円/複数口割引60円。ただし併用不可、いずれか一方のみ。
ミニストップ
- 対応サービス:
ローソンと同様、170cm/25kg以内の一般ゆうパックおよびスキー・ゴルフ・空港ゆうパック 。 - 伝票・記入:
ローソンと同様、伝票入手OK。店内設置か店員に声かけで取得。 - 梱包材:
なし、自宅にて事前梱包が必要 。 - 支払方法・持ち込み割引:
支払いは現金・電子マネー対応、持ち込み割引120円あり。
セイコーマート
- 対応サービス:
北海道中心に、ゆうパック対応 。利用手順はローソン・ミニストップと同等。
セブン&ファミマは?
- セブンイレブン:ヤマトの宅急便対応可 。ゆうパックは店舗によって異なるため、公式検索で確認が安心です。
- ファミリーマート:ヤマト宅急便/宅急便コンパクト等可。しかし「ゆうパックの伝票は常備されていない」との声あり 。
各社ごとの伝票発行・梱包資材事情
コンビニ | ゆうパック伝票 | 発行方法 | 梱包資材 |
---|---|---|---|
ローソン系 | ○ | 店内設置/店員に請求で取得可 | 店内販売なし(自宅準備が必要) |
ミニストップ | ○ | 同上 | 同上 |
セイコーマート | ○ | 同上 | 同上 |
セブンイレブン | △ | 店舗により置かれている | 店舗による |
ファミリーマート | × | 基本未設置、置いてない店舗多い | 同上 |
梱包資材、伝票、受取・集荷まとめ
梱包資材はコンビニで買える?
- ゆうパック用の段ボールや緩衝材は、コンビニでは販売されていません。自宅やホームセンターで事前購入が基本 。
- ヤマト宅急便コンパクトBOX(70円)はセブン・ファミマ・ローソン・ミニストップ等で購入可 。
伝票(送り状)は?
- ゆうパック伝票はローソン・ミニストップ・セイコーマート店内に設置、または店員に請求で入手できるのが基本 。
- セブン・ファミマは対象外、置いてない店舗多し 。
受取・集荷オプション
- コンビニ受取:ローソンなら“はこぽす”などで、24時間受け取り可能。ミニストップも対応。
- 集荷:ゆうパック自宅集荷は日本郵便のWeb申込で無料対応可能。集荷より持ち込みの方がお得な割引あり。
📋 具体的な利用の流れ(ローソンの場合を例示)
- 荷物を自宅で梱包
段ボール・緩衝材を使ってしっかり包んでください。 - 伝票を手に入れる
店内設置か、店員に「ゆうパックの伝票をください」と伝えます。 - 伝票記入
差出人・受取人の郵便番号、住所、氏名、電話番号、内容品、希望日時などを記入します。 - 荷物と伝票をレジへ
※レジにて店員が重量・サイズを測ります。 - お支払い
現金・クレ・電子マネーでOK。持ち込み割引120円が自動適用。 - 控えを受け取る
追跡やトラブル時に必要なので大事に保管しましょう。
はじめてゆうパックをコンビニで出すのは、まるで「お弁当を詰めて遠足に持っていく準備」と同じです
- お弁当箱(段ボール)を選び、
- 中身(中身品)を丁寧に詰めて、
- 持っていくときに箱のサイズと重さ(レジで計測)に合うか確認し、
- チケット(伝票)に記名し、
- レジで支払って、
…という手順ですよね。コンビニゆうパックもそれと同じ流れ。
だから、最初は「準備が大事」と思っていただくと、意外とスムーズに進められます。
「梱包って難しそう…」「伝票の記入、間違えたらどうしよう?」
そんな不安、当然ありますよね。
でも大丈夫です。ゆうパックは誰でもできる段階的な作業。コンビニ店員さんに聞けば丁寧に教えてくれますし、伝票に記入する内容も「住所、名前、電話番号、品名」だけでOK。
もし不安なら、「家で伝票書いておいて持って行く」という一歩で、ずっとラクになりますよ。
注意すべき点
- 25kg以上や3辺170cm超の大型荷物はコンビニでは不可。集荷依頼や郵便局窓口へ 。
- チルドゆうパック・重量ゆうパックなど特殊品は対応不可 。
- セブン&ファミマのゆうパック取り扱いは不確定。事前確認が大切 。
- 割引の併用不可。持ち込み+同一宛先の併用はできないので注意。
- 法律/税金など専門分野の相談は専門家に。本記事はあくまで一般的ガイドです。
まとめ
- ローソン・ミニストップ・セイコーマートならゆうパック発送OK。セブン・ファミマは要確認。
- 梱包資材はコンビニにないため、事前用意必須。
- 伝票は店内設置か店員に請求で入手。記入してレジへ。
- 持ち込み割引120円+同一/複数割引60円の利用でお得。
- 集荷も便利だけど割引狙いなら持ち込みが◎。
参考情報
- 日本郵便「ゆうパック取り扱いコンビニ」
- ローソン公式「ゆうパック受付」
- ミニストップ・ベストカートン等の現状調査